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サービスをデザインをするために今年読んだ本【ベスト5】

今年も暮れになります。

自分にとって今年は”ただのデザイナー”→"UXデザイナー 兼 プロダクマネージャー”に成長しようと七転八倒した年でした。

まだまだ力不足ではありますが、今年サービスを作る上で「この本役に立った!」と思える本をご紹介します。

 

Team Geek

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

 

 自分はとてもギークとは呼べない人種ですが、それでも”モノづくりをする組織”として大切なエッセンスがギュギュギュ!っと詰まった本でした。

そのまま組織カルチャーの教科書としていいくらい、こういう組織を作りたい、こういう働き方で成果を出したい!。そう思える本です。必読。

 

UX戦略

UX戦略 ―ユーザー体験から考えるプロダクト作り

UX戦略 ―ユーザー体験から考えるプロダクト作り

 

サービスのUXについて、根底の哲学から実践的ハウツーまで広く通しで解説してくれています。

サービス作りを真剣に考えたとき、どなたでもまず読んでいただきたいです。

 UXデザイナーになりたい!そう思い立ち、この本を読んで中に書いてあることはだいたい全部試しました。結果、UXデザイナーの端くれを名乗ってもいいかな?というくらいには自信をつけることが出来ました。

 

デザインの伝え方

デザインの伝え方

デザインの伝え方

 

デザインとありますが、デザイナー以外にもおすすめです。

なぜなら、この本で語られているデザインは「デザイン=設計」であり、

"設計の意図を伝える"、"様々な意見を調整しアウトプットに落とす"、という文脈は、全ての職種に共通していると思います。

会議室に入る前の心構えの項は身につまされました。。。

 

 

今すぐ現場で使えるコンテンツストラテジー

今すぐ現場で使える コンテンツ ストラテジー ―ビジネスを成功に導くWebコンテンツ制作 フレームワーク+ツールキット

今すぐ現場で使える コンテンツ ストラテジー ―ビジネスを成功に導くWebコンテンツ制作 フレームワーク+ツールキット

  • 作者: ミーガン・キャシー,長谷川敦士,高崎拓哉
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2016/04/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 正直、企画職用の初級者向けの本だと思いますが、

ただ「上流に携わりたいデザイナー」の中でも、実のところ上流の仕事をきちんと勉強したことのある人は少ないのではないでしょうか?

理解は共創の最初の一歩です、また読んでみると上記の「デザインの伝え方」とほぼ近しいことが書いてあることに気づけました。

 

 

ドメイン駆動設計

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)

 

デザイナーが食わず嫌いしそうな本ですが、読んでみるとデザイナーこそ読みたい良書でした。 

リーン等を勉強したデザイナーは、「あれ、聞いたことあるぞ」「共感できる」っとなる部分が多いのではないでしょうか?

また読んでみた結果、現場のエンジニアと共通言語で開発について語れることがこんなに有意義だとは思ってもいませんでした。

ただし、実装系の部分は読み込むと疲弊するのでお近くのエンジニアに「どこ読んだらいいかな?」っと聞いてみてください。

 

 

まとめ

サービスデザインといいつつ、デザイナー向け以外の本が多くなりました。

サービスデザインの本質とは、「如何にメンバーと共創していいプロダクトを生み出すか」だと感じます。

そういった意味で、他職種の言葉を知る他職種と同じ土台で会話するメンバーの掛け算を最大化する、ことが大事になるんだと感じた1年でした。

 

これからも、より広い目で、よりい大きなプロダクトを、より良いメンバーで作れるように日々精進していきます。