一番ライトなプロトタイピングツールはExcelだったのかもしれない
最近はプロダクトマネージャーグループと言うところに配属されて四苦八苦している私です。
構成は、ディレクター、エンジニア、デザイナー、分析家の混成チーム。これだけ話すと結構なドリームチームですね(笑)なんでもできそう。
デザインとプロダクト、切っても切り離せない関係性。
自身がディレクターやプロデューサーになりたいわけでは全くないんですが、サービス開発の上流を語ろうと思うのと、どうしてもそれらのスキルを無視できない事がわかります。
今日はディレクターの方の要件定義のExcel使いを見て学んだのですが、
これが結構面白いなっと感じましたのでメモします。
Excelでもプロトタイピングして議論を始められる
自分は最初に、新規サービスのサイト構成なんかを「プロトタイピングしてディスカッションしてみよう」と思ったときに取り出すツールがSketch.appかinVision的なものだったのですが、
サイトマップを書くにも、ページ構成を書くにも、最初の一歩はExcelレベルで頭出しするだけで割りと頭が揃うことを感じました。
以下が自分が今日書いていたシートです。
感じたメリットは以下です
- 書き出しが軽く、議論までが早い(ただし慣れるまで我慢)
- 繊細なあしらいなど余計なことに突っ込まれにくい
- 大規模であればあるほど、コスパが良くなる。
- セルを追加するだけで要件追加が簡単(それぞれの機能の価値は?と聞かれたときなどにサクッと追加できる)
逆に単一ページ・単一機能くらいだと、ちゃちゃっとノートにワイヤー書いたほうがまだ早い気がします、ものは使いようだと思います。
やっぱりデザイナーだと抵抗あるかも?
ディレクターさんなんかだと、これが当たり前だよwっと言われそうですが、
「アウトプットはExcelでまとめました」と言うことに抵抗あるデザイナーの方多いんじゃないかな?
価値観は環境によって変わるものですが、いい価値は受け止めていきたいなぁと思います。
改めてロールの越境ってすばらしいですね。
Googleスプレットシードいいよ
ということで、何かサイト設計してみよう、と思ったUXデザイナーの方は怖がらず・侮らずExcel(とはいえgoogleスプレットシードがオススメ)を開いてみることをお勧めします。