ゲリラ・ユーザーインタビューやってみた
デザイナーは「ビルの外に出よ」ということで、
街中でインタビュー用紙を持って、道行く人々に声をかけまくるという、ゲリラユーザーインタビューというのを少し前にやってみたので、その記憶とと反省をメモしておこうと思います。
詳細は:オライリーのUX戦略をご参照ください。
気づいたこと
- 意外と、結構な数の人が足を止めてくれる
最初は、ティッシュ配りみたいに、すごい量の人に無視されるんだろうなーっと怖がっていたのですが、意外や意外、結構な数の方がちゃんとインタビューに答えてくれます。
体感だと1/3くらいの確率で成功します、人間って捨てたもんじゃないです。
- 一人目に勇気を出して声をかけると、あとは一気にいける
怖いのは最初だけ!一人声かけると結構楽になります。
- アンケートしてます!アピールできるアイテムを持て
自分が用意いしたのは、1クリップボード、2首にかける名札、3腕章(実際には使わなかった)だったのですが、
「アンケート係に無視されると、逆に失礼に思われるのでは?」という気持ちにもなり、積極的な気持ちになりました。
ユーザーの警戒も気持ち解ける気がするのでおすすめです。
- 「駅」よりも「建物の入り口」で張り込め
駅って人が集まるポータルですが、その逆通り道でもあります。
できるだけ人がゆったりする場所、カフェの出入り口や、営業終わりのサラリーマン、
良かった点
- ネットで会えない層の ユーザーと出会える
一般的なユーザーインタビューの募集はネット経由であることがほとんど(ポイント稼ぎや、クラウドワーク)なので、そういうの興味なさそうな層と話せるのが結構新鮮でした。
- ユーザーを呼ぶタイプのインタビューより数をこなせる
よくやるユーザーインタビューは「◯◯さん10時〜11時でよろしくお願いしいたします」みたいな感じでスケジュールが決まっていると思うのですが。
ゲリラなら、ちょっと話してみて「あれ、この人ペルソナと遠いぞ」っと感じたらその場でお別れして、サクッと次にいけます。結果かなり効率がよいインタビューになりました。
- 場所を借りてのユーザーインタビューより生々しい
感覚なのですが、ユーザーの「よしやるぞ!」という気概がない分、本音トークが聞けた気がします。
今後向けての改善点
- 書記とインタビュアーの二人組でやろう
UX戦略の本にも書いてあった基本なのですが、やっぱり書きながら聞くのはしんどいです。
- 街はもっと色々ためそう
街によってペルソナが結構違います。
自分のサービスに合った街探しだけで、結構大変な予感。。。。
- 平日昼間だけじゃなく、夕方や土日にやろう
平日の昼間ですと、どうしても営業マンや土日勤務の方にユーザーが偏ってしまいます。
仕事帰りならもっとユーザーが満遍なくあつまるのかな?っと思いました。
以上反省点です。
日々のサービス開発に、ユーザーの声をもっと生かせるといいなと思います。